2015/09/12

Jolla: SailfishOS 2.0の主な「ユーザビリティ」の変更点

前のエントリで「他の変更点はリリースノート見てね」とは書いたんだけど、そのリリースノートの中に使い勝手の面で1.1.7から大きく変わった点が紹介されてたので、簡単に紹介してみる。
  1. タスクリストに実行中のアプリを9つ以上表示できるようになった。
  2. ホームスクリーン上に表示されていた4つのアプリアイコンがなくなった。アプリランチャーはどの画面からも下からスワイプして出せるようになった。
  3. タスクリストに表示されている起動中アプリは、起動した順に並ぶ。で、並べ替えができる。
  4. メモリ不足で落とされたアプリは、タスクリスト上で表示が暗くなる(消されない)。
  5. タスクリストのカバーからのアクションはタップに変更。スワイプはホーム画面と通知画面の切り替えに使うことになった。
  6. ブラウザ、電話、時計、メールのカバー表示は1つに制限された(たとえばブラウザはタブ毎に表示されていた)
  7. サイレントモードにするには上からスワイプして「サイレント・アンビエンス」をアクティベートする。
  8. 全てのシステム音をOFFにするには、ボリュームダウンボタンを長押しする。
  9. プレゼンスの設定はイベント画面のプルダウンメニューから設定>システム>プレゼンスに移動
  10. アンビエンスの管理もギャラリーアプリから設定>システム>アンビエンスに移動
  11. FacebookやTwitterのフィードのサポートは一時的に使用不可(次のリリースで再導入される予定)
  12. SMSとインスタントメッセージの通知は同じアイコンになった
  13. プラットホームを横断するフリックのスピードが早くなった
  14. 古い(おそらく1.1.7以前向けの)アンビエンスは今後のアップデートで削除される予定。
1は前のエントリに書いた通り、画面構成を変えたことでタスクリストの画面を縦に伸ばせるようになったからだ。
あと、Jollaのタスクリストはあの画面上でも一部アプリの出力が見られたり簡単な操作ができたりするので、3のタスクの並べ替えはもしかしたら有難いものになり得るかも。4は勝手に落とされたアプリの再起動が楽になるよってことで便利なんだけど、個人的にはそうやって残すのと殺されたら消すのを切り替えできるといいのになと思ったりもする(なんとなくね)。
もう一つ関連する項目として5がある。旧UIは各タスクの操作をスワイプで行っていたんだけど、横スワイプで通知画面と往復する仕様にしちゃったから、まぁ多分やむを得ずタップにしたんじゃないかな。Phoneの画面だと若干辛くはあるんだけど、まぁしかたない。

あと、個人的にちょっと迷ったのが7だった。
旧UIでは(設定にも寄るけど)ホーム画面上で画面上端からスワイプするとスリープにすることができたんだけど、今回からこんな画面が出てくる。
一番上の鍵マークをタップするとスリープ(ロック)できる(つまり「タップする」というアクションが追加された)。
アクションが増えてめんどくさいなーと思ったのと、アンビエンスなんてそんな頻繁に変更するもんじゃないだろうになんでこんなところに切り替えを持ってきたんだろう??と思ってた。
一方、ロック画面からのプルダウンメニューから「サイレントモード」が消えてしまっていて、「あれぇ?サイレントモードにするにはどうしたらいいんだ???」ってなってた。

で、よくよく見てみたら、新しいアンビエンスは着信音量とかを含めて設定できるワケね。つまりここから、上の画面では「Silent」のアンビエンスを選択するとサイレントモードに移行できるワケだ。
まぁ、画面の色や壁紙でいまサイレントなのか通常なのか分かるっていう利点もあるかもしれない。欲を言えば、音量だけでなくてバイブレーションの設定もできるといいのになと思う。もちろん着信音設定のところで「サイレントの時のみ」と「サウンドがオンの時のみ」が選択できるんだけど、アンビエンスからコントロールできて「音だけ」「音とバイブ」「バイブだけ」「どちらもなし」の4つを切り替えられるといいなとちょっと思う。

まだまだ新UIに慣れてなくていろいろいじり回してるところだけど、今後もいじってて何か「これは!」と思う部分があったら書いていこうかなと思わなくもない←たいしてやる気なさそう(笑)

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