2014/05/27

Jolla: スクリーンプロテクタ

とりあえず、米アマゾンでJolla用の液晶保護シートを買ってみた。

Vikuiti DQCM30 Screen Protector for Jolla

これ買った時、実はD-Flectorshieldってのが$0.1/1枚と激安だったんだけど、日本に送ると送料が4000円ぐらいっていう見積もりで、上の奴は送料込でも1800円ぐらいだったからこっちにした。

だいたい1週間ぐらいで到着。
なんかサイトの写真とパッケージが違うけど、ちゃんとJolla用だって書いてある。

中身はこんなのが一枚入ってる。
もちろん、ピッタリサイズ。両面に保護フィルムが貼ってあるタイプね。

とりあえず貼ってみた。
今時の「後からでも空気が抜けやすい」タイプではないっぽく、結構入った気泡が抜けなくて・・・
と思っていたんだけど、写真を見ての通り結構キレイになった。
どうやらその場でキレイに抜けちゃうタイプではなく、後から徐々に抜けちゃうタイプなのかもしれない。基本的にアンチグレアが好きなので今回はアンチグレアタイプ。

日本国内では(通販含めて)売ってるところがないから、アマゾンUSとかアマゾンUKぐらいしか手がない感じだけど、このフィルムは悪くなかったと思うな。同じブランドのグレアタイプもあるっぽかったから、まぁ、とりあえず「悪くない」とだけは書いておく(笑)

2014/05/20

Qt Developer Day in Tokyo 2014 に行ってきた!

「Qt」っていうフレームワークは、Zaurus SL-B500を手に入れた頃からの付き合いではあるんだけど、基本的にはそのアウトプットを利用する側の人間なんで、あんま自分でこれ自体をどうこうとは思ってなかったってのが正直なとこなんだよね。

でも、まぁ、Nokia N9を手に入れた後、Qtベースのオープンソースなアプリがたくさんあって、そこからの縁で自分でも少しいじってみよーかなー・・・って感じで、多少なりともそーゆーコミュニティの人達と知り合って、んでもってまぁJollaも買ったことだしと・・・

そんな流れの中で、2年半振り(?)なんだそうだけど、"Qt Developer Day"が日本で開催されるってことになったそうなので、とりあえずプログラマでもなんでもないけど行ってみるだけ行ってみた(笑)
会場が開くか開かないかっていうタイミングで入口に着いて、どーしよーかなーと思っていたら@task_jpさんに遭遇して、「じゃあ行きましょう」と・・・(笑)
入口で受付やってたんだけど、なんかね、「名刺を2枚頂戴致します」って言われて渡したら、登録者の一覧を打ち出した紙みて、一生懸命探すのね・・・そこは、ほら、そーゆー集まりなんだから、もちょっと何とかしようよwww
実は結局その場では名前が見つけられなかったんだけど、後ろが閊えてたから「探しときます」的な状態になって先に通してもらったんだよねwww

で、受付でパンフとプログラム、そして記念品の「Tシャツ」をもらった。
思ったよりも地味な感じだけど、それだけに普段着ててもあんま問題なさそうな感じ(ぇ

で、とりあえず「会場の準備が整うまで展示ブース見ててね」みたいな話だったのでウロウロしてたら・・・一番奥にありました。
今後のために用意したというテーブルクロスの緑が眩しい!

他にもDigia含め数社が展示をしてた。ある会社のパネルを見ると、明らかに病院にある「患者モニタ」の画面が移ったプロダクトの写真が・・・QtでUIを組んだ医療機器があるってことなのかなぁ。まぁ、ありそうではあるけど、実際には「Qtで作ってるよ」ってのはまだ見たことがない・・・

上に書いた通りの受付対応だから、開始時刻の10:00をちょい回ったところで「始まりの時間なんだけどレジストレーションに手間取ってるから、もう少し待ってね」みたいな案内が・・・ま、でもそんなに遅れずにプログラムスタート。

午前中はいわゆる「キーノート」。
写真は客が入りきる前のものなので結構開いてるように見えるけど、実はもっと盛況だった。
まぁ、基本的には「Qtのこれまでとこれから」みたいなところがテーマになった話なんだけど、たぶんこのイベントのためにそうしたんだと思うんだけど、今日付けでQt 5.3がリリースされたらしい。
んで、まぁ、オーバービューとして「5.3にはこんなんが加わったんだよ!みんな一緒にQtで開発してハッピーになろうよ!」的な話がされてたように思う。「Qtはみんなの開発を助けるために作られたし、これからもみんなの開発を助けるために発展し続けるよ!」と。

ちなみに、海外からのスピーカーはみんな英語でプレゼンやる訳だけど、なんとちゃんと同時通訳がついてた!すげーな!!
これが同時通訳用のレシーバ。

で、とりあえず昼食。
このミーティング自体は参加料は無料だったんだけど、なんとお昼はお弁当付きだった!
お弁当を食べながら、この時間を使って日本Qtユーザ会主催のLT大会があった。
4名程の方々が今やっていること、Qtについて言いたいことなどを発表してくださってた。ちなみに写真は@hermit4さんの「Qtおやつ部活動報告」の発表風景。

で、午後のセッションはテーマ毎に分かれてのテクニカルトラック。おいらは一番初心者向けの「エッセンシャル1」に参加してみた。
写真は、今回「これだけは聴こう」と心に決めていた@takumiasakiさんの「Qt Quickの紹介」。
全体的には、ツール(QtCreator)の紹介から始まって「こんなに簡単に、こんなに便利に、いろんな開発ができますよー」みたいな感じの話。
実際、QtCreatorはIDEとしては強力な統合環境で、コード書くところからコンパイル、デプロイ、デバッグまでをかなり便利にこなすことができる。そしてUIデザイン部分のコーディングのハードルを下げるために作られた(って理解したんだけど)QtQuickは、単純にUIだけじゃなくてデータを取り扱うための「Model」とかも持ってて、簡単なアプリならこれだけで書けちゃうんじゃないの?ってぐらい強力なツールに見える。特に最後のセッションで紹介されたQtQuick Control辺りまで来ると、本当にそう思えてくる。

思えてくるんだけど・・・ライブコーディングでどんどん組まれていくプログラムを眺めつつ、やっぱこりゃ本当に何かを作りたいならC++書けないとダメだなっていうのも、つくづく感じた。やっぱQtQuickはあくまでもUI側を強力にサポートするツールなんであって、きちんとバックエンド作れないとダメだよなー・・・と・・・

まぁ、どのみち大したスキルがある訳でもないおっさんの「ハードルが高いなぁ」という嘆きはともかくとして、それでもある意味魔法のようにサラサラっと書いたものが目に見えて動くみたいなのはなかなか面白いものではあったよ。うん。

で、おいらみたいな堕落したおっさんにはやっぱ相応にハードル高いと思わせる部分があるにせよ、Qtのパワーみたいなものは感じたし、もっともっと使う人が増えてくれるといいなぁと思った次第。

ちなみに、上でちょっと触れた「Qtおやつ部」は、なんと発表だけでなく成果物もちゃんと配布していた!
ちゃっかり頂いてきましたよ!
うまかった(笑)

おいらは特に貢献できそうなものはなかったけど、とりあえずユーザ会の展示ブースにこっそり(?)Jolla端末を置いてみた。それなりに興味をもった人は居たっぽい。
あ、あと戦利品(?)として、FireAlpacaのパンフ、ステッカー、缶バッジの3点セットを頂いた。缶バッジはラスイチだったんだけど、もらってよかったのかなぁ・・・←いまさら

ま、とゆー訳で、なんとなく楽しい一日だった。
これまでTwitter上でしか知らなかった日本Qtユーザー会の人達の一部を生で見ることもできたし、時間とかの関係で懇親会までは出なかったけど、そのうち飲みにでも行けるといいなぁ。

ちなみに一番下になっちゃったけど、日本Qtユーザー会は日本のQtのコミュニティで、今回QtDDが日本で開催されるに至った経緯においても「日本にはすばらしいQtコミュニティがある」と言わしめた団体だ。

日本Qtユーザー会

関東地区は毎月「勉強会」を開催してるし、関西や名古屋でも「勉強会」が開催されてる。
初心者も歓迎ということらしいので、これからプログラミングを勉強したいとかなんかとにかくやってみたいみたいな人は、上のリンクから情報を辿って勉強会とかに出てみるといい。
おやつ目当てでもいいらしいけど、その辺りはどうなんだろうか(笑)

なにがともあれ、一日無事に終了して、めでたしめでたし。次はいつ日本に来るのかしら。

みなさん、おつかれさまでした!!!

2014/05/19

Jolla: Funky Other Half

Jollaの"The Other Half"のコンセプトは以前のエントリでもちょっと触れたワケだけど、要は「チョイ足し」なハードを組み込んだり、埋め込まれたチップを使ってプロモーションができたりってことを想定していて、規格をオープンにしてある。

Jolla: The Other Half Developer Kit

このドキュメントをもとに、最近流行りの3Dプリンタで"The Other Half"を自作するヒトも結構居るし、ソーラーパネルやキーボード、ワイヤレス充電コイル、はては有機ELなサブディスプレイ等を組み込むテストしちゃう人たちが結構居る。
有名処では"Rovio Entertainment"(Angry Birdsの会社って言った方が解りやすいか)がオリジナルのThe Other Halfを出すよ、みたいなことを言ってたりする。

そんな中で、独自にThe Other Halfを作ってオンライン販売してるサイトを見つけた。

Funky Other Half

ここも、まぁ、3Dプリンタを使って独自のカラーのThe Other Halfを作ってるっぽい。なので、多分質的には純正には劣るんだろうなっていう感じがした。でも、Jolla純正のが€29なのに対してノーマルタイプは€20と安く、更にオプションでワイヤレスチャージのコイルを仕込んだのが€30で選択できる。何よりも有難いのはJolla純正はEU圏内にしか発送してくれないけど、こっちのは€5で世界中に発送してくれること。日本からフツーに買えるのはありがたい。

ってワケで、オレンジのQiアンテナ付の奴を1個所望してみた。05/07にオーダーして(向こうの時間の)同日に発送連絡が来た。Order番号が51って・・・まぁ、多分個人でやってるんだろうし、そんなもんなのかな。で、5/14には着いた。結構速いな。
開けてみる。じゃじゃーん。
既にうっすら見えてるけど、Qiのアンテナはこんな感じ。
なんか電極部はちょっと怪しい感じ・・・大丈夫なんかな、これ?
まぁ、手作りなんだろうしね。今回はヒトバシラーとしての購入だから。

さっそく取り付けてみる。が・・・
頭の方がちょい浮いてる。どっか当たってるところをやすり掛けでもしてやらんとダメかね・・・
まぁ、多分、個人で持てる価格帯の3Dプリンタなんだろうし、そこまでの精度を期待しちゃダメだよね、きっと。あと、やっぱり全体的にちょい厚い感じ。まぁ、材質と強度を考えるとそんなもんなのかな。

で、肝心のワイヤレス充電は・・・
わかるかな?一応、反応してる。反応してるんだけど・・・
安定しない。充電始めるんだけど、フッと切れて、また反応して充電に入る・・・みたいな感じ。
写真に写ってるパナの奴と、ドコモが売ってるQi充電台も試してみたけど、やっぱり安定しない。

TOH単体を充電台に乗せると、特に変な動作は見られない。いい加減なテスタだけど、一応端子間を図ると概ね安定して5Vぐらいの電圧が出てる。他で試せてないから解らないんだけど、考えられるとしたら接触の問題かJolla本体の問題なのかなって気がする。
が、Jolla本体であった場合でも、Jolla本体が原因だって証明するのは難しそうな気がするな・・・さてはてどうしたものか。
まぁ、接触の部分は今度ワニ口かなにかでつなげて確かめてみようと思ってる。
とりあえず今回はここまで。

続報は期待しないでねっ(はーと)←ぉぃ

2014/05/12

Jolla: ハードウェアトラブル・・・(後編!)

とりあえず後編だ!←気合入れるところでもない。←「はりきらない」コンセプトはどうした!?

4/22に発送したんだけど、翌日のフライトに載ったらしく4/24にはフィンランド側の交換局に到着し、その日のうちに「通関手続き中」のステータスを経て「到着」になってたから、通関には問題がなかったんだろーと思う。
っつーわけで、スムーズにいけばその週のうちにはサービスに着くのかなーなんて思ってたんだけど、いつまでたっても配達済にならない???・・・まぁ、週末はさんではいるんだけど、フィンランドの国際交換局を出るのになぜか丸5日もかかって、4/30にようやくJollaのサービスセンターに到着したらしい。こんなもんなのかなぁ?

ちなみにサポートへ発送の連絡したすぐ後に、「返送時に必要だから、下の情報について教えてくんない?」って言われた。
First Name:
Last Name:
Street Address:
(Company:)
City:
Zip/posal code:
Country:

Email address:
Phone number:

Device: Jolla
IMEI:
Serial No. (S/N):

Reason for return:

Kind of return (Jolla completes this): SEND IN FOR REPAIR
この辺りの情報、まぁ、今回はとりあえず発送手続きに気を取られて気づかなかったけど、重要項目だよねぇ。とりあえずInvoiceの他に、現象と経緯を綴ったのを1枚同梱して送ってるんだけど、上のような奴も紙に起こして同梱しておくと多分向こうにとっても便利なはず。もう壊れないことを期待してるけど、次回は気を付けよう。

ちなみにJolla端末の修理は"Optima Service"というところへアウトソースされてるっぽい。「フィンランドで最大の(主導的な)"terminal data equipment service providers"」って書いてあった。パッと見では幅が広すぎて何してるのかすぐには理解できないけど、ぶっちゃけて言えばデータ端末を使ったあらゆるサービスを提供する会社って感じ。で、端末の修理業も請け負っていて、実はJollaだけではなくてApple、Samsung、Huawei、ZTE、LGの端末も扱ってるらしい。

Optima Service: Repair Service

さて、4/30に到着というのが判明して以降、特段進捗に関する情報を入手する術もなく、「まだかなー、まだかなー」と事あるごとにサポートのページを開いたりメールをチェックしたりする日々を過ごしていたが・・・

5/7付けで、ついに「修理完了したからFedExで返送したぜ!トラッキングNo.はこれだ!」という一報が!!!向こうはゴールデンウィークとか関係ないから、まぁ、着荷してだいたい1週間ぐらいかな。こういうものの修理業としてはわりかしマトモな期間ではなかろーか。

返送はFedEx。費用は向う持ちらしいので安心して待つのだが・・・
まぁそもそも5/12配達予定だから、予定通りにさえ来てくれればいいワケだけど、随分とまぁあちこち彷徨っている感じだった。荷物は5/6付けで集荷されていたワケだけど、ヘルシンキ(フィンランド)→ストックホルム(スウェーデン)→シャルルドゴール(フランス)→広州(中国)→成田(日本)っていう感じで、あちこちのFedEx拠点を回って来た。多分、送料の安い「巡回便」っぽい奴なんだろーなとは思うんだけど・・・

そして待つこと更に5日程・・・翌週月曜日の5/12日、ついに戻ってきました!!!
修理業者のOptima Serviceの箱で戻ってきた。
中は、まぁ、要するに緩衝材入り封筒みたいな奴。
開封済っぽいのは開封してから撮ったんじゃなくて、もとからこうなってた。修理完了から発送までの間に中身の確認したんじゃないかな、きっと。

開封後、おもむろに手元に残してあったバッテリを突っ込み、電源を入れる。リセットされてる(でも後から確認する限りファームは1.0.5系だった)っぽくWelcome攻撃されたので、細かい設定はスキップしてバイブレーションの部分の確認を。
前篇で書いた通り、"*#*#310#*#*"でCSDツールを起動し、"Single Test"から"Vibration"を選択すると・・・ちゃんと治ってる!!(ぉ

とゆーワケで、無事に修理完了とあいなりました。
今回、結構細かくレスくれたし、出荷対応後すぐに「出荷したよ」連絡もくれた(買った時はトラッキング番号もらった時点で転送業者に着荷済だったw)から、
ちわ!
いつもありがとう!
今日修理品を受け取ったよ!
念のためCSDツールで動作確認して、バイブレーション機能が復旧してることを確認したよ!
Jollaが手元に戻ってきてとってもハッピーさ!
ありがとね!
みたいなメッセージを送っておいたら、ヘルシンキの朝一ぐらいのタイミングで
やぁ!
満足してもらえたみたいで良かったよ!
Sail on ! ← SailfishOSになぞらえて「Have fun !」みたいな意味だと思う
って返事が返ってきた。うむうむ。


結局、出荷から着荷までで3週間切るぐらいの期間、費用負担としては発送時の\1,500って感じになった。もちろん発送方法(業者)によって費用は違うだろうけどね。
あと、今回この修理については、Jollaのサポートのレスポンスは結構良かったと思う。ちょっと見直したww

基本海外端末購入は「自己責任」の世界だからやっぱこういう時は不安になるけど、今回の場合は(売ってはくれないけど)ちゃんと日本向けに発送してくれたし(多分Optima Serviceが対応してるからだろーね)、やりとりを英語でやんなきゃいけないハードルはあるけど、少々雑な英語でもある程度ちゃんとサポートしてくれたから、Jollaは壊れたらちゃんと修理に出せばいいと思うよ!